t① 龍門山 石雲院

牧之原市には、平安後期に台頭し、今川氏と戦った「勝間田氏」。徳川幕府で初めて、側用人から老中へと破竹の出世をした「田沼意次」。 この二人にまつわる歴史を伝える神社仏閣、史跡がたくさんあります。
また、「浪花節だよ人生は」、「岸壁の母」など、昭和の名曲の数々を残した作詞家「藤田まさと」。世界ではじめてビタミンを抽出した「鈴木梅太郎」は、当市の出身です。
鎌倉時代の「北条時頼」が創建したと伝えられています。本尊の千手観音は秘仏として尊信され12年に一度だけ開扉されています。
天長2年(825年)に、弘法大師が開いたとされる真言宗のお寺です。本尊の薬師如来像は、本堂共に県の指定文化財になっています。
相良城本丸の跡地に建つ歴史資料館です。牧之原市にゆかりのある人物の資料や、「相良油田」等々の資料などが展示されています。
布引原地区には、大井海軍航空隊の記念碑や電探講堂があり、練習機「白菊」のエンジン・車輪・時鐘が置かれ、館内には航空隊を紹介する資料も置かれています。
賄賂政治家と評された意次ですが、時代を先駆けた視点を持ち、商業重視の経済政策を行った政治家として、近代は高く評価されています。
人々を苦しめた「脚気」の予防に役立つ「オリザニン(ビタミンB1)」を発見した、農芸化学者です。また「理化学研究所」の設立者の1人でもあります
相良町福岡出身。TDKを世界のトップ企業に成長させ、日本の電気工業の発展に大きく貢献するのみならず、教育支援にも貢献しました。